汐留-有明間にロープウェイ?
東京オリンピックで多くの競技が行われる江東区。28の競技のうち、半数近くが行われます。江東区方面には新たな地下鉄を建設するという構想がありますが、これに加えて、また別の鉄道構想がでてきました。
新たな鉄道とは、ロープウェイ。江東区が出した構想で、汐留(港区)から豊洲(江東区、築地市場の移転先となるところです)を通り、有明(江東区、競技場が集中しています)までを結ぶものです。このロープウェイはオリンピック選手村と各競技会場とを結ぶ都道環状2号線(東京都が整備中)の上空約50メートルを通ります。距離は4キロほどです。建設費は250億円程度で(建設費は民間企業に出してもらい、行政としては負担はしない考えのようです)、オリンピック期間中の交通手段のほかに、オリンピック終了後も観光スポットになることを江東区は期待しています。6月下旬に設計案などを東京都に提出し、2020年の東京オリンピック開催までに整備するように求めます。東京都としては具体的な提案内容をみてから建設の是非を考えるとのことです。
ロープウェイは山などの観光地によくあるもので、東京都23区にできるのは意外なような気もしますが、実は、2012年のロンドンオリンピックでもテムズ川を横断するロープウェイができました。川の両側にある競技場を行き来する人に利用されたようです。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140607-OYT1T50092.html、http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20140606-OYT1T50047.html、NHKホームページ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015032131000.html)
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