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長野に国鉄色臨時列車、ブルートレイン

 JRグループの夏の臨時列車については以前に取り上げましたが、ここでは長野支社の臨時列車を取り上げます。

 徐々に消えつつある国鉄型の車両。塗装も懐かしの国鉄色のものが夏の信州を走ります。7月5日には篠ノ井線で「懐かしの篠ノ井線183系」を、大糸線で「懐かしの大糸線189系」を運転します。どちらも国鉄色の6両編成で、全車指定席の快速です。「懐かしの篠ノ井線183系」は松本-長野間を、「懐かしの大糸線189系」は松本-白馬間を走ります。しかも、この2つの列車、松本を同時に出発します。10:12発です。

 国鉄色で走るのは特急型車両だけではありません。近郊型車両の115系も走ります。7月19、20日には、松本-南小谷間を「懐かしの115系横須賀色」が走ります。横須賀色の115系6両編成にクモユニ143系(1両、横須賀色)を連結した7両編成で走ります。全車自由席の快速です。クモユニ143系は普段は車両基地内で車両の入換作業に従事している車両で、営業運転で使われることがありません。クモユニ143系を見ることができる、貴重な機会です。翌日の7月21日には、茅野-長野間を「懐かしの115系湘南色」が走ります。湘南色の115系3両編成にクモヤ143系(1両、湘南色)を連結した4両編成で走ります。全車自由席の快速です。クモヤ143系もクモユニ143系と同じく、普段は車両基地内で車両の入換作業に従事している車両で、営業運転で使われることがありません。クモヤ143系を見ることができる、貴重な機会です。

 そして「絶滅危惧種」ともいえる、ブルートレイン。このブルートレインが信州を走ります。中央線富士見駅が開業110周年を迎えるにあたり、9月28日に富士見-長野間で快速「ブルートレイン信州」を走らせます。EF64+24系6両+EF64の編成で走ります。全車指定席です。

 このほか、仙台支社の観光列車が夏の信州を走ります。和式ディーゼルカー「ふるさと」(40・48形3両)が7月12、13日に「信越自然郷ふるさと」として、「びゅうコースター風っこ」(48形2両)が9月27、28日に「信越自然郷初秋風っこ」として走ります。いずれも全車指定席の快速で、長野-森宮野原間を1日1往復します。
(参考:JR東日本長野支社ホームページ http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/140523-2.pdf)

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