「峠の釜めし」に紙容器?
横川の駅弁として知られている、荻野屋の「峠の釜めし」。プラスティックの容器を使うところが多い中、益子焼の器を使い続けています。陶器の器は釜飯らしくていいですが、難点は重たいこと。食べた後の容器をどうするかも問題です(御飯を炊くこともできるようですが)。
そこで荻野屋が考えたのが、釜の形をした紙容器。サトウキビの搾りかすを利用した紙を釜状に容器にしています。この紙容器は色を付けずに和紙の風合いを活かした白のままで、陶器に負けない上質感が出て、汚れや異物が発見しやすいとして、2013年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
駅弁としては「峠の釜めし」に紙容器を採用していませんが、すでに空弁では紙容器の釜めしを販売しています。しかも、駅弁の世界でも紙容器の「峠の釜めし」の販売を予定しているようです。
(参考:荻野屋ホームページ http://www.oginoya.co.jp/oginoya02/images/gooddesign1.pdf)
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