山陽電鉄5000系、ロングシートのものが現れる
山陽電鉄の5000系はロングシートとなっている車端部を除いて、すべて転換式または固定式のクロスシートとなっています。
しかし、5022編成(6両編成)の一番大阪寄り車両、5022号がロングシート化されました。5月16日から営業運転を開始しています。車内中央部の転換式クロスシートが撤去され、バケットタイプのロングシートが設置されました。袖仕切は大きくなり、ロングシートの中央部にはスタンションポールが設置されました。つり革も増設しています。なお、車端部に以前からあるロングシートはリニューアルされていません。
それでは、なぜ1両だけをロングシートしたのでしょうか? その理由は、ラッシュ時間帯における直通特急の混雑緩和のためです。ロングシートになっても転換クロスシートと同じ座席定員を確保し、かつ立席のスペースを広くとることができました。
今後、順次5000系(1人掛けと2人掛けからなる3列シートの5030系は除きます)6両編成のうち、ラッシュ時間帯に一番混む大阪寄りの1両をロングシート化する方針です。残る姫路寄りの5両はセミクロスシートのままですので、大阪-姫路間を乗り通すような人はそちらを選択すればいいのです。
(追記)
10編成ある5000系(6両編成)の大阪寄り1両のロングシート化は、2015年6月に完了しました。
(参考:railf.jp http://railf.jp/news/2014/05/19/133000.html、山陽電車「えすこーとさんよう」 https://www.facebook.com/sanyo.railway、鉄道ホビダス http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2015/06/5000_18.html)
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