JR九州高速船、「ビートル」を売却へ
4か月も前の話ですが、備忘録を兼ねて書きます。
日本と韓国を行き来する交通手段には、航空機のほか、船があります。特に海を挟んだ福岡と釜山の間は、船による行き来も盛んです。
JR九州グループのJR九州高速船は、福岡と釜山を結ぶ高速船「ビートル」を運行しています。1991年から運行を始め、2003年から現在の4隻体制になりました。しかし、LCCとの競争激化や日韓関係悪化などにより利用者が減り(ピークの2004年度には35万人が利用しましたが、2012年度は約20万人にとどまっていました)、2013年春からは3隻で足りるようになっていました。船を動かさなくても維持するだけでお金はかかりますので、4隻のうち1隻を売却することになりました。
JR九州高速船は2011年度、2012年度ともに赤字で、2013年度も赤字になるようです。船の売却で収支の改善を図ります。
(参考:毎日jp(会員登録要) http://mainichi.jp/area/news/20140221ddp008020011000c.html)
| Permalink | 0
「船」カテゴリの記事
- 「クイーンビートル」、韓国の船会社に売却(2025.05.05)
- 船で神戸に泊まる方法(2025.05.04)
- 津軽海峡フェリー室蘭-青森航路、展望浴室付きの船を投入(2025.05.03)
- 新日本海フェリーの舞鶴-小樽航路の定員大幅減(2025.02.16)
- ホーバークラフト、2月中には運航開始か?(2025.02.02)
Comments