近鉄、京都発着「しまかぜ」運行開始に備えダイヤ改正
近鉄は、内部・八王子線、生駒鋼索線、西信貴鋼索線を除く全線で、9月21日にダイヤ改正を行います。
今回のダイヤ改正は10月10日から運行を開始する、京都発着の「しまかぜ」に備えたもの。京都発着の「しまかぜ」は、京都10:00発賢島12:47着、賢島14:50発京都17:38着のダイヤで運行されます。途中停車駅は丹波橋、大和西大寺、大和八木、伊勢市、宇治山田、鳥羽、鵜方です。そのほか、「しまかぜ」関連としては、以前にも書いたように、大阪難波発の休日ダイヤの時刻を平日と同じ、10:40にします。賢島着は平日、休日ともに13:02になります。
今回のダイヤ改正の売りは、大阪難波、大阪上本町、京都、名古屋駅を9時から11時台に発車する賢島行き特急、及び賢島駅を14時から16時台に発車する大阪難波、京都、名古屋行き特急を、原則「しまかぜ」「伊勢志摩ライナー」「ビスタカー」のいずれかで運転します。伊勢志摩への観光に便利な時間帯の列車が看板列車で運転されることになります。
そのほか、特急関連としては、高の原と古市に停まる特急が増えます。高の原には平日10本、休日11本、古市には3本の特急が新たに停車します。高の原から京都へのお出かけ、古市から大阪阿部野橋へのお出かけや通勤に便利な時間帯に新たに停まります。これまで宇治山田発大阪難波行き、名古屋行きだった特急の一部が五十鈴川もしくは鳥羽始発となります。大阪上本町・名古屋-宇治山田間の快速急行・急行の一部も五十鈴川に延長されます。内宮に最も近い五十鈴川に延長することによって、観光客への利便を図るのです。
特急以外の一般列車について言えば、若干の増発がなされ、心配されたような大幅な減便はありません。始発や最終に関しても、一部路線で始発の1~2程度の繰り上げ、最終の1~2分程度の繰り下げがあり、始発の繰り下げや最終の繰り上げはありません。
(参考:近鉄ホームページ http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/daiyahenkou2.pdf)
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Comments
五十鈴川延長と言うより、五十鈴川まで回送で折り返していた列車を営業扱いに変更したんでしょうね。
以前、五十鈴川から大阪へ向かうのに、目の前に止まっている車両を見ながら、わざわざ先行列車で宇治山田へでるという理不尽を経験していますので、今回の変更は歓迎です。
Posted by: ▲ 飛遊人 | 2014.07.25 06:34 PM
▲ 飛遊人さん、おはようございます。
* 以前、五十鈴川から大阪へ向かうのに、
もともと宇治山田で折り返していたのならともかく、五十鈴川まで回送されていたなら、これほど腹立たないことはないです。
Posted by: たべちゃん | 2014.07.26 05:29 AM