京阪バスの話題(「直Q京都」、山科急行、枚方高槻早朝バス)
京阪バスについて、いくつかピックアップして記事にします。まずは「直Q京都」から。
京都駅八条口と松井山手、そしてなんば(OCAT)を結ぶ「ダイレクトエクスプレス直Q京都」は、4月1日にダイヤ改正を行いました。改正点は、(1)京都駅に5:59に着き、始発の東京行き新幹線に接続する、「早朝直Q」を運行します。平日のみ運転で、京阪交野市駅始発(5:08発)です。割増運賃は不要です。(2)休日の一部便において、京都交野なんば線がホテル京阪ユニバーサル・タワーに延伸します。USJに行くのは6本(うちOCATなどに寄らずに高速京田辺から直行するのが4本)、USJ始発も6本(うちOCATなどに寄らずに高速京田辺に直行するのが3本、OCATなどに寄ったのち松井山手駅から京田辺市役所に行くのが2本)です。京都駅-USJ間の運賃は900円、OCAT-USJ間の運賃は300円です。(3)松井山手発着の朝夕ラッシュ時間帯を増便するとともに、関西外大学研都市キャンパスへの乗り入れも開始します。関西外大学研都市キャンパスに乗り入れるのは、平日、京都駅を7:57、8:12に出る2本のみで、所要時間は48分、京都駅-関西外大間の運賃は600円、松井山手-関西外大間の運賃は230円です。
3月21日には、山科急行線のダイヤ改正を行っています。朝夕の一部便を石田まで延長するとともに(醍醐寺には停まりません。醍醐寺前バス停を利用します)、臨時運転されていた香里園地区からのバスを休日に限り定期運行します。京阪香里園発着も含めて2往復あります(ほかに臨時が1往復あります)。また、香里園地区からの「山科急行」は、新たにビバモール寝屋川と大石神社に停車します。そのほか、「京阪バス1dayチケット(京都・大津版)」で「山科急行」(枚方、寝屋川市内は除く)も利用することができるようになりました。「山科急行」関連で新たな系統も運行されます。三条京阪-醍醐寺間を結ぶ「醍醐快速」と言われるもので、休日に限り1日8往復します。約40分で結び、三条京阪・四条河原町-醍醐寺間の運賃は270円です。
高速道路を通らない、一般の路線バスもダイヤ改正を行っています。枚方市内は4月1日にダイヤ改正を行っていますが、この中で変わった取り組みは、京阪電車及び新幹線の始発に接続する、「早バス」です。平日のみの運行で、長尾口を4:35に出て、枚方市駅北口に4:57着、阪急高槻に5:18着、JR高槻に5:22着です。枚方市で京阪に乗り換え、さらに丹波橋で近鉄に乗り換えることにより、京都で始発の東京行き新幹線に、高槻でJRに乗り換えることにより、京都・新大阪で始発の東京行き新幹線に、新大阪で始発の鹿児島中央行き新幹線に接続します。運賃は通常の倍額で、長尾口から枚方市駅北口まで460円、阪急高槻、JR高槻まで560円です。定期券等を利用するときも、割増額(通常運賃と同額)を払わないといけません。
(追記)
2015年9月5日にダイヤ改正が行われ、休日運行の「醍醐快速」と山科急行の香里園地区発着のバスが廃止されました。
(参考:京阪バスホームページ http://www.keihanbus.jp/express/namba/pdf/express_201404_tq_t.pdf、http://www.keihanbus.jp/pdf/express_20140321_y_r.pdf、http://www.keihanbus.jp/pdf/local_201400401_h_k.pdf、http://www.keihanbus.jp/pdf/local_20140514_hw.pdf、http://www.keihanbus.jp/pdf/unyb/local_20150828_yamasina_0905.pdf)
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