広電等、高速バス広島松江線、広島米子線を新幹線口まで延長、増便
松江道の全線開通によって、広島と松江を結ぶ高速バス「グランドアロー」、広島と米子を結ぶ高速バス「メリーバード」が松江道経由になりました。
この2つの高速バスが7月19日にパワーアップしました。これまでどちらも広島バスセンター発着でしたが、広島駅新幹線口に延長し、新幹線等との乗り継ぎがしやすくなりました。松江・米子方面については広島駅新幹線口-広島バスセンター間の途中停留所はありませんが、広島駅新幹線口行きについては、合同庁舎に停まります。
増発も行われます。「グランドアロー」については利用の多い特急便を増やし、1日16往復から18往復に増やします。特急便が主体となり、こまめに停まる便は3往復だけになります(そのほか、たたらば壱番地のみに停まる特急便が2往復あります)。最終便も繰り下げられます。現行は広島バスセンター発が19:30から20:30に、松江駅発が19:50から20:40になります。この最終便は、広島バスセンター-松江間がノンストップのノンストップ便です。広島バスセンター-松江間を特急便より5分短い、2時間52分で結びます。「メリーバード」も1往復増え、6往復になります。すべて特急便になり、広島側は広島駅新幹線口、合同庁舎(広島駅行きのみ停車)、広島バスセンター、大塚駅のみ、米子側は米子駅以外には一切停まりません。米子発の始発便が1時間40分繰り上げられ、広島発の最終便が1時間35分繰り下げられます。広島での滞在時間が3時間以上拡大するのです。
広島駅新幹線口への延長、増便を記念して7月19日から9月30日までの間、割引キャンペーンを行います。ひとつは「往復割引キャンペーン」、もうひとつは「席数限定・WEB割引キャンペーン」です。「往復割引キャンペーン」は往復ともに7月19日から9月30日の間に利用する場合に限り、広島駅新幹線口・広島バスセンタ-松江駅間、広島駅新幹線口・広島バスセンタ-米子駅間を6000円で利用できます(通常の往復割引は広島駅新幹線口・広島バスセンタ-松江駅間が7400円、広島駅新幹線口・広島バスセンタ-米子駅間が7000円)。予約方法は通常と変わらず、窓口での購入や電話予約での購入もできます。未使用の場合は1枚100円の手数料を払えば払い戻しできます。ただ、小児用、割引運賃適用者用はありません。「席数限定・WEB割引キャンペーン」は便、席数限定ですが、広島駅新幹線口・広島バスセンタ-松江駅間、広島駅新幹線口・広島バスセンタ-米子駅間を2500円で利用できます(通常の片道運賃は広島駅新幹線口・広島バスセンタ-松江駅間が4100円、広島駅新幹線口・広島バスセンタ-米子駅間が3900円)。7月19日から9月30日利用分が対象です。インターネットでの購入に限られ、窓口等での購入はできません。小児用、割引運賃適用者用はありませんが、未使用の場合は所定の払戻手数料を払えば、払い戻しできます。
話は変わりますが、広島から山陰への高速バスに関することなので、合わせて書きます。中国ジェイアールバスは7月18日から、広島駅新幹線口と玉造温泉(姫神広場)を直結する高速バス、「玉造温泉号」の運行を始めました。金曜日、休日、年末年始のみの運転で、広島駅新幹線口8:20発、玉造温泉15:30発の1日1往復です。所要時間は3時間10分です。運賃は片道4000円、往復5000円と往復がかなり安くなっています。
このほか、具体的な運行開始時期や料金などは未定ですが、旧ツアーバス系のウイラーアライアンスが、広島-米子間を松江道経由で結ぶ高速バスの運行を検討しているようです。
(参考:ひろでんアベニュー http://www.hiroden.co.jp/what/new/pdf/140616_intercity/matue_press.pdf、http://www.hiroden.co.jp/what/new/pdf/140616_intercity/yonago_press.pdf、http://www.hiroden.co.jp/what/new/pdf/140616_intercity/matue.pdf、http://www.hiroden.co.jp/what/new/pdf/140616_intercity/yonago.pdf、中国ジェイアールバスホームページ http://www.chugoku-jrbus.co.jp/news/post_37.html、日本海新聞ホームページ http://www.nnn.co.jp/news/140712/20140712003.html)
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