大井川鐵道に十和田観光電鉄車両
大井川鐵道の電車に、新しいものが加わります。
新しく入る車両は2012年の廃止まで十和田観光電鉄で走っていた、東急の7200系。1968年製の2両です。東急、十和田観光電鉄、そして大井川と3番目の職場です。冬から運転を開始する見込みです。
旧東急7200系は長さ17メートルで、1両当たりの定員は116人。2両を購入するために8000万円かかりましたが、車両そのものの値段はたったの1000万円で、あとは輸送費が900万円、改造費が6100万円です。
新しく導入される旧東急7200系は、引退した旧京阪3000系、そして残っている近鉄や南海の車両と違い、ごく普通のロングシートの通勤車です。夢のある車両とは言い難いのですが、車両の両端に運転台があるため(十和田に行ったときに、両運転台化改造が行われました)、1両だけでも運転できます。利用者が少ない現状では、このような車両のほうが使い勝手が良いのかもしれません。
(追記)
大井川鐵道の7200系は、2015年2月23日に営業運転を開始しました。当面は2両編成で運転します。
(参考:静岡新聞ホームページ http://www.at-s.com/news/detail/1081644847.html、「編集長敬白」 http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2014/06/23_9.html、http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2015/02/24_16.html)
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