大船渡線BRT、一部区間で一般道に逆戻り、8月5日から
徐々に専用道区間を増やし、スピードアップを図っている大船渡線のBRTですが、8月5日からは逆に専用道区間が短くなります。一般道を通るようになるのです。
その理由は、大船渡駅周辺で土地区画整理事業が始まること。海面から約5メートルの高さまでかさ上げする計画で、すでに一部では盛り土が始まっています。そのため、下船渡-盛間のうち、大船渡駅周辺(約1.5キロ)において、一般道を走ることになります。一般道を走ることにより、下船渡-盛間の所要時間は4分増加します。現在専用道にある大船渡駅は、駅の東側にある県道に移設します。現在の駅から約70メートル離れたところです。移設直後の大船渡駅はポールだけのわびしい状態になりますが、盛行きのバスポールの近くに待合室を設置する予定です。かさ上げが終われば、もとの専用道に戻ります。
なお、同じ8月5日から、朝の通勤通学客の多い、盛に6~7時台に到着する便の運転間隔を調整します。現在は最大29分の間隔がありますが、運転時刻の見直しを行うことによって最大で20分にします。盛発の運転時刻も変更します。運行本数は変わりがありません。
(追記)
大船渡駅周辺地区第1期まちびらきに合わせて、2016年3月13日から、大船渡駅付近の専用道走行が復活します。これにより小友-盛間約13.3キロが専用道でつながります。
(参考:JR東日本盛岡支社ホームページ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1405666732_1.pdf、http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1456470764_1.pdf、東海新報社ホームページ http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws9908、岩手日報ホームページ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140718_10)
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