JR九州、2017年度に蓄電池電車導入へ
電化されていない区間では主にディーゼルカーが走ります。ところが、JR九州は老朽化したディーゼルカーの代替として、蓄電池電車を投入する方針です。
蓄電池電車は床下に大容量リチウムイオン電池などを積んでいます。ディーゼルカーに比べて、エネルギー使用量は原油に換算して2割減らすことができ、二酸化炭素排出量も半減します。走行段階では排気ガスは出ません。すでにJR九州は既存車を改造した試験走行を2013年度末に終えていて、実用化にほぼめどがついた段階です。2016年度に完成させ、2017年度から導入を開始する予定です。
導入される蓄電池電車の数は、150~200両。約10年でディーゼルカーから置き換えます。JR九州のディーゼルカーは約300両ですから、半分以上が蓄電池電車になることになります。試験的に走行するレベルでなく、ごく普通の光景として蓄電池電車を見ることができるのです。観光列車や「ななつ星in九州」についても、将来は蓄電池電車の導入を検討するようです。
(参考:毎日jp(会員登録要) http://mainichi.jp/shimen/news/20140703ddm008020150000c.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武の「サステナ車両」は東急と小田急(2023.09.27)
- 北陸新幹線金沢-敦賀間の特急料金(2023.09.24)
「JR九州」カテゴリの記事
- 開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(0)(2023.09.19)
- 開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(5)(2023.09.22)
- 開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(2)(2023.09.20)
- 西九州新幹線開業後の長崎線の輸送密度(2023.09.17)
- JR九州等、一部特急料金を値上げ(2023.08.23)
Comments