JR西日本、山陽線西条-八本松間に新駅
JR西日本広島支社は8月4日、東広島市と山陽線西条-八本松間に新駅を設置することについての基本合意書を締結しました。
新駅は西条から約2.2キロ、八本松から約3.8キロのところにできます。これまでは田園地帯で、比較的市街化が抑制されていましたが、近年、公的医療・福祉施設や教育施設、大規模商業施設などが立地するようになっています。また、広島県や東広島市は1990年代から大規模な住宅開発を進めてきましたが、既存の駅から遠く、新駅の設置が求められていました。仮称は駅の所在地(東広島市西条町寺家)から寺家<じけ>新駅と言われるようです。駅周辺(約10.8ヘクタール)では区画整理を行い、すでに着手しています。
新駅は橋上駅舎と8両対応(延長165メートル)の相対式ホーム2面、自由通路を備えています。自由通路には線路を挟んで両側にエレベーターを設置し、スロープのついた自転車用レーンも設けます。1日当たり約2800人の乗降を想定し、事業費は駅舎とホームで約20億円と見積もられています。ほぼ全額を東広島市が負担します。新駅の開業予定は2017年春です。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/08/page_5984.html、MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/140805/hrs14080503380002-n1.htm、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2014/08/06/026/、建設通信新聞ホームページ http://www.kensetsunews.com/?p=36546)
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