アストラム延伸、2015年度に事業化するかどうかを判断
広島の新交通システム、アストラムの延伸については以前に書きましたが、いくつかの候補のうち、現在の終点の広域公園前から西広島に向かうルートになりました。五月ヶ丘団地や石内東開発地を通る、7.1キロのルートです。65パーミルの急勾配があり、全線単線で、6駅できます。2030年に約15200人が利用するとみられ、建設費は570億円です。
広島市は、そのアストラムの延伸について事業化するかどうかを2015年度中に判断するようです。広島市の財政に与える影響や、アストラムを運営する広島高速交通の経営に与える影響を検討します。もし、事業化を決断した場合は、開業まで少なくとも13年かかります。ということは、事業化を決断した場合でも開業は2030年ごろになるということです。財源や必要性の都合から、段階的に開業するということも考えているようです。
(参考:中国新聞4月23日朝刊、広島市ホームページ http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1385630312701/activesqr/common/other/53561382007.pdf)
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