新快速、茨木にも停車か?
京阪間の新快速停車駅は、新大阪と高槻。ところが、茨木にも追加停車させるという話があるようです。JR西日本が茨木市や茨木商工会議所に対して、2~3年後をめどに新快速を停めることを本格的に検討することを伝えたのです。
茨木駅の2013年度の1日あたり平均乗降客数は4.5万人、42.9万人の大阪駅は当然として、6.3万人の高槻駅よりも明らかに少ないのです。それなのに茨木に新快速を停めようとするのは、今後利用者が大幅に増える見通しがあるからです。立命館大学の新キャンパスが2015年春にオープンし、茨木市北部の彩都(国際文化公園都市)中部地区に2016年から大型物流施設が2か所稼働し、茨木市の中央部でもヤマト運輸が物流施設を建設するからです。数千人の新規雇用が創出されるとみられています。また、隣接する吹田市の万博記念公園では、2015年秋に三井不動産が建設中の複合商業施設と4万人を収容するガンバ大阪の新スタジアムがともにオープンするのです。なお、ライバルの阪急は茨木市に特急が停まります。
もっとも、茨木に新快速を停めることによって、京阪間の所要時間が30分を超え、一番の魅力であるスピードを損ねます。また、京阪間に3駅も停まることによって、国鉄時代の快速と同じ停車駅となります。急行並みによく停まる阪急京都線の特急を笑えません。茨木に新快速を停めるのは、停めすぎのような気もします。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140816/wlf14081615500022-n1.htm)
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