JR東日本、伊東線の中間4駅を無人化
JR東日本は、伊東線にある中間4駅、来宮、伊豆多賀、網代、宇佐美を無人化する方針です。中間4駅の1日の乗車人数は600~1200人、熱海が約9500人、伊東が約7700人であることからすると、一桁ぐらい小さい数字です。
これら4駅には代わりに「駅遠隔操作システム」を導入します。完全な無人駅ではないのです。「駅遠隔操作システム」とは今年2月から首都圏の18駅で使用開始しているもので、精算機や改札機、券売機コーナーの案内をほかの駅(伊東線の場合は、伊東駅)にいる駅員がインターホンを通じて受け付けます。遠隔操作で対応することもできます。首都圏の駅での使用は、早朝深夜など利用者の少ない時間帯に対応するものなので、終日の導入は初めてです。2月からの導入で大きな問題はなかったのでしょう。防犯に関してはカメラで対応します。
なお、地元からの要望により、バリアフリー化には前向きなようです。駅員を呼んでもすぐに駆けつけることはできないのですから、駅員がいなくても利用者が動くことができるようにすることは必要でしょう。
(追記)
伊東線の中間4駅は、2015年3月8日から無人化されます。
(参考:静岡新聞ホームページ http://www.at-s.com/news/detail/1124306168.html、http://www.at-s.com/news/detail/1141960097.html、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASH242TYSH24UTPB001.html)
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