南海本線、10月18日ダイヤ改正で空港急行、「ラピートα」増発、和歌山大学前に「サザン」停車
南海は、10月18日に南海本線・空港線のダイヤ改正を行います。
ダイヤ改正のポイントは2つ。空港線と和歌山大学前についてです。まず、空港線については昼間(10~15時台)の空港急行を1時間に2本から4本に増やします(代わりに区間急行を普通にする?)。遠方からの利用者にとって、乗り換えなしで関空や難波に行くことができ(間違えて難波-関西空港間を普通で乗り通すことがなくなります)、わかりやすいものになります。所要時間も48分から44分に短縮されます。どこでスピードアップするのでしょうか? 「ラピート」については、難波6:00発の関西空港行き1本と関西空港を20:05以降に出る難波行き6本が「ラピートβ」から「ラピートα」になります。関空の利用者が増えているためでしょうか? ともかく喜ばしい話です。また、関西空港から難波への最終列車が23:29発の空港急行(難波着0:12)から23:40発の普通(難波着0:40)に若干ながら遅くなります。
和歌山大学前関連については、昼間(10~15時台)に和歌山市まで行く普通が1時間に2本から4本に増えます(一部時間帯を除きます)。また、「サザン」が和歌山大学前に停車するようになります。2年半前に開業したばかりの駅が、特急停車駅に「出世」するのです。イオン開業により和歌山大学前の利用が増え、増便と特急の停車が実現したのです。和歌山大学前の乗降客は、大阪市内の難波、新今宮、天下茶屋からのが3割を占めているので、「サザン」を停めることにしたのです。ただその反面、難波-和歌山市間の「サザン」の所要時間は、停車駅が増えることにより約1分増加します。
(参考:南海ホームページ http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/140902.pdf、朝日新聞ホームページ(会員登録要) http://digital.asahi.com/articles/ASG9245SRG92PXLB00N.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG9245SRG92PXLB00N)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 広電の駅ビル乗り入れ、数か月遅れる?(2024.10.06)
「南海・泉北」カテゴリの記事
- 銚子電鉄、南海2200系をもう1編成譲受(2024.08.28)
- 南海7100系が緑の旧塗装に(2024.07.30)
- 「天空」と「青の交響曲」を乗り継ぐツアー(2024.06.28)
- 「泉北ライナー」、5月30日から車両デザイン変更(2024.05.20)
- 箕面萱野に行ってきました(2)(2024.05.08)
Comments