JR九州、特急の車内販売原則廃止か?
縮小傾向にある列車での車内販売。JR九州も2015年春までに新幹線と観光列車を除いた、すべての特急列車の車内販売を廃止することを検討しているようです。
御存じの通り、JR九州は2016年度までの株式上場を目指しています。その中で赤字が続く鉄道事業の収益を改善する必要があり、人件費を減らすため、当初から赤字が続く車内販売に手を付けることにしたのです。車内販売は1年間の契約社員である客室乗務員が行っています。ほとんどが女性です。「ソニック」「かもめ」などの特急列車に乗務している車内乗務員を廃止することにより、全客室乗務員のうち2割に当たる50人程度を減らします。客室乗務員がいなくなるため、車内販売ができなくなるのです。
(追記)
早速、車内販売が縮小されることになりました。
「にちりん」「にちりんシーガイア」「きりしま」の一部列車において、客室乗務員が乗務し、車内販売及びグリーン車におけるサービスを行ってきましたが、9月30日で終了とします。代替措置として、これらの車両にコールド飲料の自動販売機を順次設置します。11月末までに設置を完了する予定です。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/select/news/20140831k0000m020110000c.html、JR九州ホームページ http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/109/syanaihannbaisyuryou.pdf)
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