JR西日本、南海、和歌山電鐵相互乗り入れを検討へ
和歌山の鉄道のターミナルは、JRが東の和歌山、南海が西の和歌山市となっています。和歌山と和歌山市の間はバスのほか、JR西日本の紀勢線が結んでいますが、和歌山電鐵沿線から加太線沿線に行く場合、2回の乗り換えが必要となります。
そこで以前から相互乗り入れについての話はあったのですが、和歌山県は紀勢線(和歌山-和歌山市間)、南海本線、加太線、和歌山電鐵貴志川線の相互乗り入れを推進するための検討会を今年中に設置する考えであることを16日の和歌山県議会一般質問で明らかにしました。利用者の利便性向上や大阪方面からの誘客を狙っているようです。
検討会は和歌山県、和歌山市、各鉄道事業者でつくる予定です。南海本線と加太線が和歌山駅まで、和歌山電鐵が和歌山市駅までそれぞれ直通します。今後、検討会では保安設備やホームの改良、採算性という経費面などを検討し、実現できるかどうか判断するようです。ただ、2両編成の加太線や和歌山電鐵はともかく、少なくとも4両編成以上が走る南海本線が和歌山まで乗り入れる必要性は薄いとは思われます。JRの和歌山駅に行きたければ、最初から南海本線ではなく阪和線を選択しています。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20140916-OYTNT50216.html)
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