路面電車の岡山駅東口広場乗り入れで4案
岡山にも路面電車がありますが、現在の岡山駅前電停はJRの岡山駅から離れたところにあります。そこで、以前にも書いたとおり、11月に岡山駅南にオープンする予定のイオンモール岡山開業でこの問題が浮上し、路面電車を岡山駅東口広場に乗り入れる構想が再び出てきましたが、8月8日、4つの案が出てきました。
路面電車、バス、タクシーの事業者のほか、地元経済界や住民団体の代表11人で構成され、岡山県警などの担当者もオブザーバーとして参加している調査検討会で明らかになった4案とは、(1)現在の岡山駅前電停から平面のまま路線を延伸させる「平面乗り入れ」 (2)岡山駅前電停の手前から高架化し、岡山駅2階の東西連絡通路と接続させる「高架乗り入れ」 (3)岡山駅前電停の手前から地下に潜り、地下街の隣接地に電停を新設する「地下乗り入れ」 (4)路面電車はそのまま東口広場に乗り入れず、岡山駅の東西連絡通路と岡山駅前電停を歩行者専用通路で結ぶ「歩行者デッキ設置」 です。
この調査検討会は8月8日が初会合で、今年度中に2回程度開きます。次回の検討会では、整備費や軌道の敷設ルートを含めた具体的な素案を提示する予定です。今年度中に1案に絞ります。できれば歩かせるのではなく、岡山駅に隣接するところに路面電車を引っ張っていく案を望みたいところです。
(参考:路面電車ニュース http://www.urban.ne.jp/home/yaman/news119.htm##814)
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