鶴見駅に相鉄・JR直通線の列車が停車か?
2018年度に開業する予定の相鉄・JR直通線。渋谷・新宿方面から湘南新宿ライン、横須賀線を通り、新川崎付近で東海道貨物線に転線し、横浜羽沢付近から新設される線路を通って相模鉄道の西谷で接続します。現状のままでは新川崎の手前で東海道貨物線に入るので、武蔵小杉を出ると、横浜羽沢まで停まりません。
実はこのルート、鶴見を通ります。鶴見には京浜東北線、鶴見線のほか、東海道線、横須賀線、東海道貨物線がありますが、ホームがあるのは京浜東北線と鶴見線だけで、東海道線等の中距離電車はすべて通過してしまいます。地元では1980年に横須賀線が東海道線から分離して以来、鶴見に横須賀線ホームを建設し、中距離電車を停めようとする動きがあります。しかし、ホームを建設するスペースがないことから、未だに実現されません。
そこで出てきたのが、鶴見に横須賀線ではなく、相鉄・JR直通線を停めるという案。9月に鶴見区の区民や団体によって、「鶴見駅中距離電車停車等推進期成会」が設立されました。相鉄・JR直通線なら、どうやらそれなりのスペースがあり、不可能ではないようです。以前にも書いたように、相鉄・JR直通線の運転本数は朝ラッシュ時が毎時4本、その他の時間帯は毎時2~3本です。
すぐ横に各停線のある東海道線等とは違い、相鉄・JR直通線は武蔵小杉から横浜羽沢まで停車できそうなところはありません。確かに鶴見に停まると、相鉄方面からの乗換も便利なように思えます。
(参考:乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/36326/、横浜市鶴見区ホームページ http://www.city.yokohama.lg.jp/tsurumi/etc/kucho-room/kucho/kutyou26/20140901a.html)
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