BRTの2013年度1日平均乗車人員について
JR東日本はBRT区間についても、駅ごとの1日平均乗車人数を公開しています。
2013年度の実績でみれば、一番多いのは、本吉の203人、次は盛の173人、その後は気仙沼(気仙沼線BRTと大船渡線BRTの合計)、不動の沢、南気仙沼と続きます。100人を超えるのはこの5駅のみです。10人未満の数字のところもいくつかあります。東日本大震災が起こる前(鉄道があった)の2009年度や2010年度と比較すると、減っているのがほとんどです。大雑把に言って、半分程度に減っているようです。
BRT化することによって本数が増え、最初は少なかった専用道も増えていっています。JR東日本も純粋な民間企業としてできる限りのことはやっていますが、鉄道時代と比較して利用者はかなり減っています。鉄道が復旧すれば利用者はある程度回復するかもしれませんが、東日本大震災前の数字を見てもどうしても鉄道が必要なほどではありません。どうしても鉄道がほしければ、国やJR東日本に甘えずに、第三セクターで経営するなど自助努力でやらないといけないでしょう。
BRTにはメリットもあります。バス車両を使うので、機動性があるのです。朝夕は高校生の利用が目立つので、学校に寄るなどの改善もすることができます。
(参考:JR東日本ホームページ http://www.jreast.co.jp/passenger/2013_brt.html、東海新報社ホームページ http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws10129)
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