「ふるさと納税」で鉄道模型
「ふるさと納税」のいいところは、寄付額に応じて特産品などがもらえるところ。少々の負担で市民税などが安くなり、しかも寄付金以上のものがもらえるところもあります。以前、Peachの運賃支払などに使える「ピーチポイント」を出す泉佐野市の事例を取り上げましたが、またこのblogならではのものを出すところが出てきました。
それは鶴ヶ島市。1万円以上の寄付でもらえる記念品は食品がほとんどですが、なぜかKATOのDD13とコンテナ貨車(チキ5000形2両)を選ぶことができます。実は、鶴ヶ島市にKATOの工場があり、その縁で記念品のひとつになったのです。
3万円になると鉄道模型の記念品はパワーアップします。ひとつは茶色のEF64 1001と20系(ホリデーパル、8両編成)、すぐ運転することができる小判型の線路、コントローラー、そしてイラストレーター内田進氏によるD51 498のイラストの複製画が入っています。もうひとつはサイズが大きいHOゲージの『EH510 ブルートレイン「北斗星」スターターセット』(客車はオハネフ25の1両しかありません)、そしてイラストレーター内田進氏によるD51 498のイラストの複製画が入っています。こちらも小判型の線路とコントローラーがあるので、買ってすぐに運転することができます。値段を考えると、かなりお得です。
(追記1)
鶴ヶ島市への「ふるさと納税」が急増しています。
記念品がお茶だけだった2013年度は約50万円だったのに対して、充実させたとたんに増えました。9月24日に始めましたが、1か月足らずで2013年度の約45倍、約2256万円に達しました(10月20日時点)。目標額は1050万円だったので、あっという間に倍以上になったのです。
このため、鶴ヶ島市が契約した企業等に記念品を発注するための予算案525万円を使い切り、1250万円を専決処分で追加しました。1日に100件の寄付があることもあり、5人の担当職員では事務が追い付かなくなり、11月から1人を臨時で雇うことにしました。
(追記2)
鶴ヶ島市の「ふるさと納税」に、113系横須賀色4両と186ミリの線路4本のセットが追加されました。
(参考:「ふるさと納税」鶴ヶ島市応援サイト http://www.ictcms.jp/tsurugashima/furusato/item_list.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/20141018-OYT1T50025.html、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASGBQ4FKLGBQUTNB005.html、鉄道ホビダス http://rail.hobidas.com/news/info/article/kato.html)
| Permalink | 0
Comments