2015年3月、大船渡線BRTに新駅、高田高校前駅設置
BRTのメリットとしては、学校や病院などある程度需要の見込めるところに寄ることができるということも挙げられます。
岩手県立高田高校は震災後、大船渡市内に仮校舎を設け、岩手県が支援するバスで通学しています。しかし、新校舎が陸前高田市内に再建され、その再建と同時に岩手県のバス運行が終了します。
そこでJR東日本盛岡支社は2015年3月、新校舎から500メートルほど離れた市道沿いにBRTの新駅、高田高校前駅を設置します。高田高校前は陸前高田市内で9か所目のBRT駅です。
また、同じ2015年3月には陸前高田駅を隣接地の陸前高田市消防防災センター等整備事業区域内に移設し、駅舎を新築します。約55平方メートルの鉄骨造りで、「みどりの窓口」や待合室、トイレなどを備えます。
この高田高校前駅新設及び陸前高田駅移設に伴い、2015年3月からBRTの運行ルートを変更します。新しい運行ルートは冬季の運行ルートに似ています(今年も12月中旬から陸前高田市内の運行ルートを海側に変更します)。そのほか、生徒の通学時間帯を考慮して、1日31往復の運行ダイヤの変更も検討するようです。
(追記)
陸前高田市内のルート変更は12月11日に行います。陸前高田-高田病院前間の所要時間が5分伸びます。
(参考:JR東日本盛岡支社ホームページ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1414133276_1.pdf、http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1416374493_1.pdf、岩手日報ホームページ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141025_3)
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