« LCCの参入効果分析 | Main | 2014年度上半期の江差線木古内-江差間輸送密度、大幅増の618人 »

神戸市、LRT等構想に5社の提案を採用

 神戸市はLRTなど、新しい交通手段を取り入れることを考えています。そこで神戸市は民間から事業コンセプト案を募集し、9月16日から10月10日の間に7社から応募があり、識者を交えた審査で5社を選びました。

 選ばれた5社は、阪急、阪神、ウイラーアライアンス、神姫バス、みなと観光バス(神戸市)の5社。同じグループのはずの阪急と阪神が別々に提案していたのは意外です。阪神はLRTオンリー、阪急とウイラーアライアンスはLRTとBRTの組み合わせ、神姫バスとみなと観光バスはBRTオンリーです。LRTがあるかないかは鉄道がある会社(ウイラーアライアンスにはこういうがあります)とバスしかない会社との違いで分かれたのでしょうか?

 導入エリアは、5社とも都心部や神戸港周辺です。阪急、阪神、神姫バスは南北交通の強化を目指します。神姫バスはウォーターフロントを東西に結ぶ路線もつくります。みなと観光バスはBRT専用レーンや信号制御システムでノンストップで停留所を結びます。ウイラーアライアンスは最先端で遊び心のあるLRTをつくることを提案しています。

 各社とも最大200万円の補助を受け、採算性や詳しいルート案を盛り込んだ事業計画を年度内にまとめ、これをもとに神戸市は2015年度以降、導入の可能性を本格的に検討します。
(参考:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201411/0007492111.shtml、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2014/11/16/237459.html)

| |

« LCCの参入効果分析 | Main | 2014年度上半期の江差線木古内-江差間輸送密度、大幅増の618人 »

鉄道」カテゴリの記事

関西私鉄」カテゴリの記事

バス」カテゴリの記事

路面電車」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 神戸市、LRT等構想に5社の提案を採用:

« LCCの参入効果分析 | Main | 2014年度上半期の江差線木古内-江差間輸送密度、大幅増の618人 »