南海・泉北連絡普通旅客運賃等、2015年3月中に値下げ
南海の子会社となった泉北高速ですが、泉北高速の利用者が待ち望んでいた値下げが、ついに実現することになりました。値下げ開始時期は2015年3月中です(具体的な実施日については、後日発表されます)。
値下げの対象は、南海・泉北連絡普通旅客運賃(連絡乗車券)と泉北線内の通学定期旅客運賃(通学定期券)。まず、連絡乗車券については、大人の値下げ額が20円から100円に、子供は10円から50円に拡大します。南海と泉北が半分ずつ負担します。難波から和泉中央まで行く場合(南海330円区間と泉北320円区間)、現行の630円から550円になります。ICカード(「Suica」など、全国相互利用対象カードを含みます)の場合でも値下げとなりますが、南海・泉北連絡の定期券、回数券、団体乗車券は対象外です(連絡回数券は廃止されます)。ですから、南海・泉北連絡定期券を買うよりも、連絡乗車券を買うほうが安い、ということもあります。回数券は南海単独、泉北単独のものは引き続き発売されますが、回数券を組み合わせて利用するよりも、連絡乗車券を買うほうが安い、ということもあります。
泉北線内の通学定期券については、割引率を約60%から約70%に引き上げるため、現在より約25%の値下げとなります。大人1か月の場合、中百舌鳥-和泉中央間が7910円から5940円になります。値下げ前に通学定期券(南海・泉北通学定期券、大阪市交通局・泉北通学定期券を含みます)を買った場合、有効期間満了日以降に南海・泉北の主要駅に持っていくと、値下げ開始日以降の日数分の差額について払い戻します。
(参考:泉北高速ホームページ http://www.semboku.jp/wp-content/uploads/2014/11/16cf0683db574243fd5b45d3e44fc7c6.pdf)
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