「飲酒運転体験セミナー」
飲酒運転をしたらどうなるのでしょうか? 疑似体験については当blogで取り上げましたが、実際に体験する企画がありました。
この飲酒運転を体験する企画、「飲酒運転体験セミナー」は9月27日、秋の交通安全運動の一環で所沢署と所沢中央自動車教習所により行われました。自動車教習所の敷地内で行われるため、道交法の適用外となり、飲酒運転をしても罪には問われません。もちろん、事故防止のために、教習所の指導員が同乗します。
まずお酒を飲まない状態で運転、自動車教習所だけにS字カーブやクランクの通過なども行います。その後、お酒を飲みます。ビール、焼酎、日本酒などが用意されています。正確なアルコール摂取量を測るために、いろいろな酒を飲む「ちゃんぽん」はできません。
その後、呼気検査を行い、飲酒運転を行います。これに参加したあるひとり(参考にした記事を書いた記者)は、呼気自体は道交法の酒気帯び運転の基準(呼気1リットル当たり0.15ミリグラム以上)を下回ったのですが、それでも運転は荒くなります。強烈な眠気があったようです。最後は、サイレンを鳴らした白バイに追いかけられるというサービス(?)付きで、ゴール地点に着くことができたようです。飲酒後の運転では、外部の情報をきちんと認識できず、頭で考えているのと実際の運転との間にずれが生じているのです。集中力、判断力、思考力が鈍り、運転能力が著しく低下します。
実際にはできないものだけに、免許更新の場などを利用して、やってみたいものです。
(参考:産経ニュース http://www.sankei.com/premium/news/141102/prm1411020008-n1.html)
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