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大阪市交通局、鉄道の送電設備を使っての実験

 大阪市交通局は、市営地下鉄等の送電設備を使っての実験を行います。

 実験は大阪市立大が協力し、ニュートラムのコスモスクエア-トレードセンター前間で行います。法律上の問題から、実際の鉄道の送電線ではなく、実験用の送電線を線路上に整備します。10~50キロワットクラスの小型自家発電機と(離れた場所にある)駅舎を電線でつなぎ、ポンプなどを動かします。送る電気がちゃんと自家発電機から来たことが分かるように、特殊な信号を発信できるようになっています。鉄道の運行に支障がないことが分かれば、都心部を走る地下鉄でも実験を行うようです。

 これを応用すれば、鉄道の送電設備を使って、鉄道とは全く関係ないところにも電気を送ることができます。規制緩和の程度によりますが、電気会社でなくても送電事業を行うことができるのです。
(参考:「鉄道ファン」2014年12月号 交友社)

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