仙台市営地下鉄東西線2015年12月6日開業目標
これまで2015年に開業するとしか決まっていなかった、仙台市営地下鉄東西線。南北線に続く2本目の地下鉄です。その開業目標日が決まりました。2015年12月6日です。八木山動物公園-荒井間13.9キロを26分で結びます。通勤通学時間帯は約5分間隔で運行し、1日約8万人の利用を見込んでいます。総事業費は2298億円です。余談ですが、仙台市営地下鉄東西線以降、現時点で事業化されている地下鉄新路線計画はありません(延伸は福岡市営地下鉄七隈線があります)。構想段階にあるものはいくつかありますが、場合によっては最後の地下鉄新路線になるかもしれません。
仙台市営地下鉄東西線は2007年2月、本体工事に着手しました。東日本大震災で約3か月工事が中断され、その後の復興需要により、資材や人員不足の影響を受けました。地下トンネル全線が貫通したのは当初予定より半年遅れの2013年7月でした。今年9月に、使用する車両全15編成60両のうち1編成4両を荒井車両基地に先行搬入し、10月から試験走行を行っています。3月末時点での事業進行率は75%で、今後車輛搬入を進め、電力設備や各駅構内の電気・設備工事などを行います。
(追記)
仙台市営地下鉄東西線の車両は2000系が使われます。この2000系ですが、国内のリニア地下鉄では初めて、リンク式操舵台車を導入しています。
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141117_13054.html、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASGCK5J27GCKUNHB016.html、タビリスホームページ http://tabiris.com/archives/sendai/、「鉄道ジャーナル」2016年2月号 鉄道ジャーナル社)
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