最後の急行型、2015年春に引退
かつては全国各地で走っていた、急行型車両。デッキと客室が区分され、向かい合わせのボックスシートがずらりと並んだタイプの車両です。
デビュー当初は急行用として使われていましたが、特急が増発されると、ボックスシートは特急のリクライニングシートに比べて見劣りするようになりました。急行は減り、急行料金のいらない普通列車で使われるようになりました。直流型、ディーゼルカーでも急行型車両がありましたがそれは廃止され、ごく少数が特殊用として残っているだけです。そんな中、交直流型の475系は普通列車用に改造されてはきましたが、つい最近まで北陸線で普通列車としてごく普通に走ってきました。
ところがその北陸にも新型の521系が投入され、475系は追われる立場となりました。新快速風の521系とは違い、2扉車の475系はラッシュ輸送には苦しいです。当然ながら老朽化しています。元寝台電車の419系と同じように。事前に予測されることでしたが、ついに2015年春に引退するようです。なお、一部は臨時用に残す話もあるようです。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/141112/wst1411120047-n1.html)
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