大井川鐵道、取引金融機関に返済猶予の継続を申し入れていた
「きかんしゃトーマス」で人気の大井川鐵道ですが、経営状況は厳しいです。3月に電車の運転本数を削減するダイヤ改正を行ったことからもそのことはうかがえます。
2013年度に3期連続赤字を計上した大井川鐵道は、5月に金融機関から借入金の元金返済について半年間の猶予を取り付けました。有利子負債は約35億円にも上るのですが、9月末までに返済期日を迎える分については利息だけを支払い、元金については返済の猶予を受けていました。ところがどうやら、取引金融機関に対して返済猶予の継続を申し入れていたようです。参考となる資料がないためその後どうなったかはわかりませんが、10月末に元金支払いを再開する予定です。
「きかんしゃトーマス」が走っている期間はともかく、地元の支援を含めた根本的な解決策がないと将来の存続は厳しいでしょう。
(参考:静岡新聞ホームページ http://www.at-s.com/news/detail/1174128286.html)
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