常磐線福島第一原発付近に代行バス運行、2015年2月から?
以前、東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原発事故により運休が続いている常磐線竜田-原ノ町間に、代行バスを走らせることを検討しているという話を書きました。その続報です。
JR東日本は地元自治体の要望を受け、2015年2月をめどに、竜田-原ノ町間(46キロ)で、代行バスを運行するようです。国道6号線を通る代行バスは1日2往復の見込みで、竜田-原ノ町間はノンストップのようです。運行はバス事業者に委託するようです。また、福島第一原発付近を通ることから、乗客に放射線量を知らせる方法についても検討するようです。
話は変わりますが、常磐線の復旧作業の進めかたの判断材料とするため、帰還困難区域内を通る富岡-浪江間で被害状況を調査し(12月3日から5日にかけて、実際に線路上を歩き、放射線量を測定します)、今年度中に結果を公表します。被災したままの橋や駅などの構造物(大野-双葉間の落下した橋、富岡駅の被害が大きいようです)は2015年度から調査などを始めます。
(参考:河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141128_65019.html、NHKホームページ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141127/k10013546051000.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20141127-OYTNT50414.html、福島民報ホームページ https://www.minpo.jp/news/detail/2014112819534)
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