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山陽電鉄と台湾鉄路管理局が姉妹鉄道協定

 山陽電鉄と台湾鉄路管理局(台湾の国鉄に当たります)は、双方に同名駅の「亀山駅」があることや、海沿いを走行する路線があるということから、2014年12月22日に台北駅構内において姉妹鉄道協定の締結式を行いました。山陽電鉄は全線、台湾鉄路管理局は東部幹線宜蘭線(八堵-蘇澳間、93.6キロ。亀山駅は宜蘭線の駅です)が対象です。山陽電鉄がほかの鉄道事業者と姉妹鉄道協定を結ぶのは国の内外を問わずこれが初めてで(台湾鉄路管理局は、JR四国など日本の鉄道会社5社とすでに協定を結んでいます)、この協定の締結をきっかけとして、日本と台湾との間における観光面の相互交流のさらなる活性化を図っていきたいと山陽電鉄は考えています。

 山陽電鉄と台湾鉄路管理局が姉妹鉄道協定を結ぶようになったきっかけは、台湾人観光客が落した忘れ物。忘れ物の携帯電話は山陽姫路駅で見つかりましたが、観光客のいた舞子公園駅まで運んだところ、観光客は感激したことから始まったのです。

 すでに台湾から来た人を対象に、4月30日までオリジナル絵葉書セットの贈呈を行います(数量限定なので、期間中でも終了することがあります)。姉妹鉄道協定締結記念入場券を発売しています(売り切れ次第終了)。姉妹鉄道協定締結記念ツアーも企画しています。海外から関空を経由して姫路を訪れる外国人を対象に、南海、阪神と共同して「HIMEJI TOURIST PASS」を1月中旬から発売する予定です。
(参考:山陽電鉄ホームページ http://www.sanyo-railway.co.jp/media/1418878565.pdf、神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201412/0007589768.shtml)

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