可部線延伸は2017年春に再延期
可部線の延伸計画は、いったん廃止になった区間を復活させるという珍しいもの。可部-旧河戸間約1.6キロが延伸され、廃止前にはなかった電化もなされます。もともとこの可部線延伸は2015年春に行われる予定でしたが、騒音や振動などの影響を慎重に検討するため、1年延びていました。そして、またさらに延びることとなったのです。
その原因は、以前にも書きましたが終点駅周辺の鉄道用地の取得遅れ。再延期はないという話もありましたが、2016年3月には間に合わないようです。約6600平方メートルの鉄道用地は、区画整理事業の対象区域(約5.1ヘクタール)から切り離され、私有地を除く約4000平方メートルについて約10人の地権者から取得する予定でした。2014年中に取得を終える予定でしたが、土地の境界確定が遅れ、結果として2016年春のダイヤ改正に間に合わなくなったのです。JRのダイヤ改正は通常年に1回のため、可部線延伸もさらに1年遅れ、2017年春となるのです。
(参考:中国新聞2014年12月20日朝刊)
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