四日市あすなろう鉄道は4月1日から移行
ナローゲージの近鉄内部・八王子線は、公有民営方式の鉄道、四日市あすなろう鉄道に移行します。四日市市が第三種鉄道事業者となって施設を保有し、四日市市と近鉄が出資する四日市あすなろう鉄道が第二種鉄道事業者となって運行します。
その移行日は2015年4月1日です。9つの駅と1日150本の運行本数はそのまま維持しますが、運賃は3キロまでが170円から200円、4キロ以上が230円から260円に値上げします。すべての区間において30円の値上げです。定期券の割引率も縮小され、通勤定期は2000円ほど、通学定期は1000円ほど値上げとなります。率にすると通勤定期は5%、通学定期は10%です。運賃の値上げで年間約1億円の増収を見込んでいます。起点の近鉄四日市駅はあすなろう四日市駅に改称します。今後10年間での施設更新費は20億円、修繕費を4億円。このお金で昭和20~50年代に製造された14両の更新や改修を進めます。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20141227/CK2014122702000026.html、伊勢新聞ホームページ http://www.isenp.co.jp/news/20141227/news02.htm)
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