走行中のリニアを見ることのできる区間、19か所に
東京-名古屋間でつくられるリニアは、トンネルばかり。地上に出る区間もありますが(286キロ中39キロ)、風切音による騒音被害を防ぐため、線路全体をコンクリート製の防音フードですっぽり覆います。
ところが、以前の記事でもその動きがあることは触れましたが、沿線自治体の一部からリニアを見ることができることを求める声があり、人家の少ない地区は防音壁を設置するにとどめ、走行する車両が見えるようにします。神奈川、山梨、長野、岐阜4県12市町村の少なくとも19区間が該当します。
笛吹市や中津川市では、展望台や見学のための公園の設置を検討しています。中津川では、リニアの駅(美乃坂本駅の北西約200メートルに約6ヘクタールの駅ができます)と約65ヘクタールの車両基地を結ぶ回送線(約2キロ)をフードで覆わないようです。回送線なのでリニアも低速で走り、じっくりと見ることができます。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/20141228-OYT1T50060.html、岐阜新聞ホームページ http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141224/201412240918_23984.shtml)
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