「トレイン・オン・トレイン」も当面凍結
北海道新幹線新青森-新函館北斗間は2016年春に開業しますが、途中にある青函トンネル等の海峡線では新幹線なのにもかかわらず、時速140キロしか出すことができません。新幹線と貨物列車が同じ線路を共用するからです。
そこでJR北海道は、E4系新幹線車両とほぼ同じサイズの断面の専用車両の内部に在来線レールを敷き、コンテナを積んだ貨物列車をそのまま専用車両に載せて高速走行する、「トレイン・オン・トレイン」の開発に2004年度から取り組んできました。
しかし、事故が相次ぎ、北海道新幹線開業が間近に迫った現状においては、将来必要な技術といえども、それに投資することのできる余裕はありません。ある程度は予測される動きはありましたが、新型車両の285系と同じように、「トレイン・オン・トレイン」も当面凍結されることになります。
共用区間における新幹線の速度向上策としては、新幹線と貨物列車が走行する時間帯を分ける方法、貨物列車とのすれ違い時に新幹線を減速させるシステムを導入するという方法が考えらえていています。
(参考:「鉄道ファン」2015年2月号 交友社)
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