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相模原市内の横浜線、地下化か?

 相模原市はその成立の経緯から米軍施設が多いことも特徴にあります。

 しかし、横浜線矢部-相模原間の北東側にある在日米陸軍相模総合補給廠のうち、約17ヘクタールが2014年9月末に返還されました(余談ですが、このことで小田急多摩線延伸計画の障害がなくなりました)。返還された地域は相模原駅のすぐ北側にあり、相模原市の課題である、市の核となる新都心づくりに充てられます。コンベンション施設や行政機関、商業施設などが設けられます。

 ここで問題となるのが、地平を走る横浜線。これまでは片側が基地のため地平を走っていても地域の分断要因になりませんでしたが、基地がなくなり、開発がなされると、地平を走る横浜線は、従来からの市街地と新都心を分断するものとなってしまいます。そこで相模原市は矢部-相模原-橋本間(約5キロ)を連続立体交差化することを考えています。

 相模原市は小田急多摩線の相模原駅が地下になることから、どうやら地下化を念頭に置いているようですが、地下化は高架化の倍以上のお金がかかります。そこで相模原市は矢部-橋本間をすべて地下化するか、地下化は相模原駅周辺だけにとどめるかを2015年度末までに決めます。

(追記)
 2月26日に相模原市議会で相模原市側が答弁した内容によれば、立体交差(地下化または高架化)する区間は、矢部駅から橋本駅までのうち、相模原駅を中心とする約3.7キロの区間です。矢部駅付近から都市計画道路の東橋本大山線やすらぎ立体付近までです。
(参考:毎日jp(会員登録要) http://mainichi.jp/select/news/20150104k0000e040151000c.html、http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20141001ddlk14040196000c.html、カナロコ http://www.kanaloco.jp/article/84813/cms_id/128655)

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Comments

米軍基地の一部返還は不十分だから、全面返還して相模原駅の高架化をやるべきだと思います。
相模原駅の高架化用地には米軍基地全面返還した跡地を使えば十分です。
そして、米軍基地跡地にはロシアの赤の広場やロシア、イランに関連する図書館や美術館、シーア派モスクの街を作成すると良い。

Posted by: 新ロシア帝国 | 2015.07.17 07:25 PM

 新ロシア帝国さん、おはようございます。

* 米軍基地の一部返還は不十分だから、

 返還が不十分かどうかは、当blogでは論評しません。

Posted by: たべちゃん | 2015.07.18 06:59 AM

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