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JR貨物、災害用の予備機関車としてEH500の活用を検討か?

 貨物を鉄道で運ぶときの弱点として、1か所でも通行できない区間が出れば、列車の運行が全くできなくなるという点があります。2014年10月に東海道線由比-興津間の土砂が崩壊し、16日まで列車の運行ができなくなるということがありました。そのとき、以前にも書いたように、不通区間をトラックで代行させるほか、北陸線や中央線経由で迂回して対応しましたが、通常時の2割しか対応することができませんでした。

 そこでJR貨物は、今後同様の事態が発生した場合に、より一層の代替輸送力の拡大及びより迅速な対応策の実行を行うことを目的として、いくつかの対策を検討することとなりました。概ね今年度(2014年度)中に検討を実施し策定したうえで、2015年度末を目途に策定した対策を実施します。

 ここで検討されているもののひとつが、汎用性のあるEH500を主要線区にあらかじめ入線させておくこと。迂回輸送体系をあらかじめ想定し、危機管理上の予備機関車配置の要否を検証します。EH500は直流、交流(50ヘルツ、60ヘルツ)の両方に対応することができ、青函トンネルも走行できますが、北海道新幹線開業によって青函トンネルなど海峡線の電圧が25000ボルトとなるため、走行できなくなります(新しい機関車をつくっています)。汎用性のある車両なので首都圏-青森間では走行できますが、いくらかは余ることでしょう。その使い道として浮上したと考えられます。
(参考:JR貨物ホームページ http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/news/20150114_03.pdf)

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