西鉄北九州線、完全に消滅
西鉄は北九州市内にも西鉄北九州線という路面電車を走らせていましたが、2000年までにすべて廃止されてしまいました。ただ1か所を除いて。
残っていた1か所とは、黒崎駅前-熊西間。この区間は筑豊電鉄の電車が走っていたため、ここだけ適用法規を軌道法から鉄道事業法に変え、西鉄が線路施設を保有する第三種鉄道事業者、筑豊電鉄が西鉄から線路を借りて電車を運行する第二種鉄道事業者となりました。
もっともこの区間、知らない人からすれば筑豊電鉄の電車しか走らず、西鉄の線路とは誰も思えません。そういうこともあって西鉄は、一元管理による効率的な運営を図るため、筑豊電鉄に北九州線の鉄道事業を承継することにしました。会社分割の方法をとります。2014年12月18日の西鉄の取締役会で決定され、2015年3月1日に実施されます。筑豊電鉄は西鉄の100%子会社であることもあり、取締役会だけでできるようです。
(参考:レスポンスホームページ http://response.jp/article/2014/12/22/240150.html)
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