路面電車の富山駅高架下乗り入れも3月14日
現在地平にある富山駅は、高架化されます。それによって、富山に2つある路面電車、富山地鉄と富山ライトレールは接続されます。
この接続は以前にも書いたとおり、2段階で行われます。3月14日の北陸新幹線開業時点では、新幹線は高架でつくられますが、並行在来線部分は地平のままのため、富山地鉄だけが伸びます。現在の軌道から約160メートル伸ばされ、富山駅高架下に富山駅停留場ができ、富山地鉄の路面電車が乗り入れます(富山ライトレールは変わりません)。
この路面電車の富山駅高架下乗り入れの日が決まりました。新幹線開業と同じ、3月14日です。開業記念式典は前日の3月13日に行われます。実は、路面電車走行空間の整備がすでに終わっているため(1月は信号設備試験や検査、2月は試運転を行います)、北陸新幹線よりも早く開業することも考えられていました。しかし、運転士の習熟運転に十分な時間を確保する必要があることや、(先行開業した場合)新幹線開業とともにJRの駅舎が仮駅舎から移り、改札と停留場を結ぶ動線が短期間で変わることから、新幹線開業日に合わせることにしたのです。
ちなみに、路面電車の接続が完成するのは、並行在来線が高架化された後の2019年度になる見込みです。高架化工事及び軌道敷設工事に約4年かかるためです。さらに遅くなっています。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141231-00015991-kitanihon-l16)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- 四日市あすなろう鉄道、受験生は運賃無料(2021.01.17)
- 2021年3月ダイヤ改正発表(3)(JR東海、JR西日本)(2020.12.21)
- 大井川鐵道、年明けから一部区間運休(2020.12.15)
「路面電車」カテゴリの記事
- 宇都宮LRTの開業が2023年に(2021.01.22)
- とさでん交通、大幅減便で最大45分間隔に(2020.12.13)
- 熊本市電に3両編成&急行(2021.01.19)
- 「地域共通クーポン」でJR北海道1日乗り放題2000円(2020.10.31)
- 広電、終電を約30分繰り上げ(2020.11.14)
Comments