海南、西脇市、本竜野にも「ICOCA」
JR西日本のICカード「ICOCA」ですが、エリアが拡大されることになりました。
まず紀勢線では、宮前-海南間の各駅(4駅)で「ICOCA」が利用できるようになります。国体で利用客が多くなるのを見込んだためのようです。紀勢線でのエリア拡大は8月の予定です。その後、姫新線の播磨高岡-播磨新宮間、播但線京口-寺前間、加古川線日岡-西脇市間の各駅(それぞれ6駅、11駅、12駅)で「ICOCA」が利用できるようになります。姫新線、播但線、加古川線でのエリア拡大は2016年3月の予定です。新快速が走る敦賀方面への拡大はないようですが、拡大されるエリアで利用する人にとっては朗報でしょう。
「ICOCA」関連なので話を続けますが、これまで「ICOCA」の発売額は2000円の1種類のみでした。2000円の中にはデポジットが500円含まれ、使えるのは1500円のみです。しかし、4月以降、発売額のパターンが増えます。2000円のほか、1000円、3000円、5000円、10000円の4種類が増え、合わせて5種類となります。増える4種類は「ICOCA」エリア内のピンクの新型券売機のみ発売します(4月以降、機能改修が完了した券売機から順次発売を始めます)。窓口で売るのはこれまで通り、2000円のみです。増えた4種類も、発売額にはデポジット500円が含まれます。例えば、1000円のものの場合、500円しか利用できません。「こどもICOCA」、「SMART ICOCA」については、これまで通り2000円の1種類しかありません。
(追記)
紀勢線でのエリア拡大日は8月30日に決まりました。また、同日から、JR西日本のクレジットカード、「J-WESTカード」の利用者限定のサービス、「チケットレス特急券」も和歌山駅までから海南駅までに拡大されます。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/02/page_6835.html、http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/06/page_7335.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/08/page_7477.html、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASH2V5KG1H2VPXLB00L.html)
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