東京メトロ妙典駅で大開口ホームドア実証実験
各地でホームドアを設置する取り組みはありますが、地下鉄など同種の列車しか来ないところ以外は設置が難しいです(ただ、期間限定で実験的に設置したところはあります)。
東京メトロ東西線もそのひとつ。車両のドア位置及びドア幅が異なる列車が走ります。東京メトロが3種類、乗り入れ先のJR東日本と東葉高速鉄道がそれぞれ1種類ずつの合わせて5種類の車両が走ります。いずれも片側4扉の車両ですが、ドアの幅や位置が統一されていないのです。そういうところでもホームドアが設置できるように、ホームドアの開口寸法を拡大した二重引戸式大開口ホームドアを東西線妙典駅1番線(西船橋方面)の一番中野寄りに設置し、機器運用及び通過列車による風圧の影響等について実証実験を行います。大開口ホームドアの開口幅は3320ミリ、有楽町線にあるものは2480ミリなので、かなり幅が広くなっています。実証実験の期間は3月7日から9月ごろまでです。
ただし、大開口ホームドアが設置される妙典駅1番ホームは、西船橋方面行きの快速の通過線として使用され、停車するのは一部にとどまります。実際にホームドアが開いている姿を見る機会は少ないかもしれません。
(追記)
2016年は東西線九段下駅2番線(中野方面)で大開口ホームドアの実証実験を行います。後2両分のスペースで行います。2016年3月6日から約1年間、行う予定です。
(参考:東京メトロホームページ http://www.tokyometro.jp/news/2015/article_pdf/metroNews20150205_t93.pdf、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/02/06/243608.html、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2016/02/16/587/)
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