八栗ケーブル、石の切符を発売
四国霊場85番札所八栗寺への交通手段として知られている八栗ケーブル(運営会社は四国ケーブル)。四国唯一のケーブルカーです。距離で約700メートル、標高差で約170メートル離れた登山口駅と山上駅を約4分で結び、初詣の時期は大勢の参拝客でにぎわうようです。
この八栗ケーブルですが、1964年12月に開業してから開業50周年を迎えました。このことを記念して2月1日から記念切符を売り出したのですが、地元特産の庵治石でつくられています。2台の車両を1本のワイヤーロープで結ぶケーブルカーと硬い庵治石をかけて「かたい絆」をテーマにしているのです。縦8センチ、横17センチの大きさで、ケーブルカーの車両や五剣山をデザインしています。約350グラム、値段は1枚3500円です。通常の往復運賃の約4倍です。ちゃんと使うこともできて、普通の切符と同様、購入日には山上駅まで1往復できます。
200枚限定のこの切符(ロットナンバーが入っています)、ほしい人もいるでしょう。しかし、1日の朝5時から売り始めたこの切符は、9時前に完売しました。
(参考:四国新聞社ホームページ http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20150125000119、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/ASH163J1TH16PLXB003.html、八栗ケーブルホームページ http://www.shikoku-cable.co.jp/yakuri/photo.htm)
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