西鉄に食事つき観光列車
西鉄の看板路線と言える天神大牟田線も沿線の人口減が始まっていて、福岡県南部を中心に乗客数が伸び悩んでいます。そのため、西鉄は観光列車をつくって、乗客増につなげたいと考えています。2014年3月には西鉄福岡(天神)-太宰府間で「旅人」を走らせ、今年の秋には西鉄福岡(天神)-西鉄柳川間で別の観光列車を走らせる予定ですが、これらはいずれも既存の車両の内外装を変えた程度のものです。
ところがその西鉄、列車を新造して、より本格的な観光列車をつくろうとしています。3~4億円をかけ、専用の1~2両編成をつくるようです。2016年度以降に、天神大牟田線等(天神大牟田線西鉄福岡(天神)-西鉄柳川間、太宰府線、甘木線)で初めての本格的な観光列車を走らせる方針です。特急なら約50分で走る西鉄福岡(天神)-西鉄柳川間ですが、通常ダイヤの合間を縫って、ゆっくり走らせます。簡単なキッチンのある食堂車を連結し、西鉄グランドホテルのシェフが沿線の農産物などを使った料理を提供します。「B級グルメ」などを提供するようです。富裕層しか乗ることができない「ななつ星in九州」とは違い、観光客が利用しやすい、リーズナブルな料金設定にします。
(参考:朝日新聞ホームページ(会員登録要) http://digital.asahi.com/articles/ASH225J9QH22TIPE023.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH225J9QH22TIPE023、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150204-OYS1T50022.html)
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