山陽新幹線で温かい味噌汁等販売
車内販売で売る弁当は衛生上冷たくなっているので(ただし冷たくてもおいしく食べることができるように工夫されています)、温かい汁物がほしいところ。しかし車内販売で売っているのは温かい飲み物ぐらいで、汁物はありませんでした。ところが2月10日から、山陽新幹線の車内販売で味噌汁等の販売が始まったようです。
山陽新幹線で車内販売を行うジェイアール西日本フードサービスネットが「みずほ」と「さくら」(車内販売を営業している列車に限ります)と一部の「のぞみ」で車内販売を行うのは、味噌汁(豆腐と茄子の2種類を販売します)、クラムチャウダー、お汁粉、温かい煎茶。値段は味噌汁が180円、クラムチャウダーが280円、お汁粉が180円、煎茶が150円です。弁当と一緒に買うとセット価格ということで安くなり、それぞれ100円、230円、130円、100円となります。このように温かい味噌汁などを車内で販売するのは、JR西日本では初めてのことです。
それでは、どうやって汁物の味噌汁などを車内で販売するのでしょうか? フリーズドライのものにポットからお湯をかけて提供するようです。味噌汁などの容器は、コーヒーに使うものとは別のものを用意するようです。
車内販売は縮小を続けています。JR西日本でも、3月のダイヤ改正で「くろしお」の車内販売がなくなり、一部の観光列車を除いて在来線からは撤退します。駅の売店で温かい味噌汁を買ったとしても、車内で時間が経つうちに冷めてしまいます。温かい味噌汁をその場で提供することにより、車内販売でしかできないサービスを提供しようとしているのです。
なお、3月14日からは味噌汁等の販売を、臨時列車を除く、すべての車内販売を行う山陽新幹線列車に拡大するとのことです。
(参考:乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/37657/)
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