静岡空港への到着が遅れたら、臨時バス運行
富士山静岡空港へのアクセスバスは、静岡と島田から出ています。県庁所在地の静岡からは1日7.5往復しかないので、運行間隔が2~3時間空くこともあります。しかも、航空機が相手なので、時間通り着くとは限りません。かなり遅れることもあります。しかも、静岡へのバスは(航空機の到着に合わせて運行する)連絡バスではなく、路線バスなので、時間になればたとえ航空機が到着していなくても、出発してしまいます。こうなると比較的本数の多い島田へのバスに乗り、そこから東海道線で静岡に向かわないといけません。
本数があるならともかく、少ないのならば路線バスではなく連絡バスにすればいいのに、と誰もが思うでしょうが、航空機の到着に合わせてバスを用意しなければならないので、コストがかかるようです。そこでバスの運行の改善について検討してきた静岡県は、航空機の到着が遅れたときに限って、それに合わせて臨時バスを運行する方向で事業者(しずてつジャストライン)との最終調整に入ったようです。臨時バスを運行する方式なら、連絡バスを運行する方式より費用を抑えられるようです。臨時バスの運行本数は年間160本程度になるようで、関連事業費を2015年度当初予算案に盛り込みます。
(追記)
ところが、2015年3月27日から、静岡-富士山静岡空港間のバスが連絡バスになりました。航空機の到着が遅れたらバスの出発も遅らせることができます。
(参考:静岡新聞ホームページ http://www.at-s.com/news/detail/1174161760.html、「鉄道ジャーナル」2016年11月号 鉄道ジャーナル社)
| Permalink | 0
「飛行機、空港」カテゴリの記事
- 「WEST EXPRESS 銀河」、関空開港30周年で関西空港に乗り入れ(2024.08.05)
- 成田空港への鉄道が複線化?(2024.04.26)
- 西九州新幹線でライバルの高速バスの利用者が増えた?(2024.02.28)
- 成田空港新ターミナルで鉄道も移設?(2024.02.13)
- 「Peachひがし北海道フリーパス」等がリニューアル(2023.04.22)
Comments