JR西日本など、IC連絡定期券を充実
先日、大阪市交通局、南海、泉北でも販売することが発表されたJR西日本のICカード、「ICOCA」。私鉄との間にICカードを使ったIC連絡定期券を充実させる動きもあります。定期券は毎日使うもの。定期券を出さずにタッチするだけで通過できるという便利さを、毎日実感させることができます。
そんな中、JR西日本などは、IC連絡定期券を充実させることにしました。新しく登場する組み合わせは、(1)JR西日本・阪神IC連絡定期券 (2)JR西日本・神戸新交通IC連絡定期券 (3)京阪・JR西日本・阪神IC連絡定期券 (4)京阪・JR西日本・南海IC連絡定期券 の4種類です。近鉄との間にはすでに発売していますので、阪急以外の大手私鉄との間にIC連絡定期券があることになります。
JR西日本・阪神連絡IC定期券は、3月1日に発売を開始します。大阪・北新地・梅田、三ノ宮・神戸三宮で接続する場合に発売されます。JR西日本で連絡IC定期券を買うときは、「ICOCA」及び「SMART ICOCA」が対応します(印字できない、記念「ICOCA」は除きます)。阪神で連絡IC定期券を買うときは、各種「PiTaPa」カードが対応します(IC定期券機能がない、印字スペースのないカードは除きます)。通勤定期と通学定期を販売します(障害者割引定期券は発売しません)。1か月、3か月、6か月の3種類があり、金額は現在の磁気定期券と同額です。
JR西日本・神戸新交通連絡IC定期券は、3月1日に発売を開始します(神戸新交通での発売は、5月ごろを予定しています)。住吉、三ノ宮・三宮で接続する場合に発売されます。JR西日本で連絡IC定期券を買うときは、「ICOCA」及び「SMART ICOCA」が対応します(印字できない、記念「ICOCA」は除きます)。神戸新交通で連絡IC定期券を買うときは、各種「PiTaPa」カードが対応します(IC定期券機能がない、印字スペースのないカードは除きます)。通勤定期と通学定期を販売します(障害者割引定期券は発売しません)。1か月、3か月、6か月の3種類があり、金額は現在の磁気定期券と同額です。なお、ポートアイランド線と六甲アイランド線をJR西日本で挟む組み合わせはできません。
京阪・JR西日本・阪神連絡IC定期券は、3月1日に発売を開始します。JR西日本の京橋-大阪間、京橋-西九条間を経由する場合に発売されます(京橋-西九条間を経由するものは阪神のみで発売)。京阪で連絡IC定期券を買うときは、「ICOCA」が対応します(「SMART ICOCA」や、印字できない記念「ICOCA」は除きます)。阪神で連絡IC定期券を買うときは、各種「PiTaPa」カードが対応します(IC定期券機能がない、印字スペースのないカードは除きます)。通勤定期と通学定期を販売します(障害者割引定期券は発売しません)。1か月、3か月、6か月の3種類があり、金額は現在の磁気定期券と同額です。なお、購入する会社によって、連絡定期券の発売範囲が異なります。
京阪・JR西日本・南海連絡IC定期券は、3月1日に発売を開始します。JR西日本の京橋-新今宮間を経由する場合に発売されます。京阪で連絡IC定期券を買うときは、「ICOCA」が対応します(「SMART ICOCA」や、印字できない記念「ICOCA」は除きます)。南海で連絡IC定期券を買うときは、各種「PiTaPa」カードが対応します(IC定期券機能がない、印字スペースのないカードは除きます)。通勤定期と通学定期を販売します(障害者割引定期券は発売しません)。1か月、3か月、6か月の3種類があり、金額は現在の磁気定期券と同額です。なお、購入する会社によって、連絡定期券の発売範囲が異なります。
(追記)
神戸新交通は5月1日から、「PiTaPa」によるJR西日本とのIC連絡定期券を発売します。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/02/page_6762.html、レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/04/20/249331.html)
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