南海、泉北、「週末とく2きっぷ」を発売
南海と泉北を乗り継いだ時の運賃が値下げになるのは、もう間もなく、3月1日です(同日から、泉北線内の通学定期券も値下げになります)。
同じように南海と泉北を乗り継いでも、通勤定期券、回数券は安くはなりません。回数券は南海・泉北連絡回数券が廃止され、別々に買わないといけません。割高になり、何のために回数券を買うのかわからなくなります。ところが、値下げ開始の3月1日から、枚数限定、期間限定ながら、難波-(中百舌鳥を除く)泉北線各駅間がかなり安くなる「週末とく2きっぷ」<しゅうまつとくとくきっぷ>を発売します。「週末とく2きっぷ」の「2」は、「とく」の右上に小さく書かれます。
「週末とく2きっぷ」は、休日に使うことのできる乗車券(片道)10枚と商業施設の「お買い物クーポン」がセットになったもの。お買い物クーポンは、1店舗税込5000円以上の買い物をした場合、500円割引となるもので、難波で1枚、泉ヶ丘で1枚使うことができます。難波ではなんばパークス、なんばCITYで、泉ヶ丘ではパンジョ、高島屋泉北店で使うことができます。
値段は、泉北側の利用駅がどこであるかによって変わります。深井駅で発売するものは難波-深井間が利用でき、3000円。泉ケ丘駅で発売するものは難波-泉ケ丘間が利用でき、3300円。栂・美木多駅で発売するものは難波-栂・美木多間が利用でき、3500円。光明池駅で発売するものは難波-光明池間が利用でき、3700円。そして、和泉中央駅で発売するものは難波-和泉中央間が利用でき、3900円です。難波-和泉中央間の値下げ後の運賃が550円なので、お得さがわかります。各駅200セットずつ発売します。難波では、全種類を発売します。各区間200セットを発売し、合計1000セットです。1人1セットのみ購入できます。発売期間は3月1日から31日の間(売り切れ次第、終了となります)、有効期間は3月1日から5月31日の休日です。なお、大人のみの設定で、子供はありません。
(追記)
「週末とく2きっぷ」は好評だったため、3月14日に追加発売されました。泉北各駅で400セットずつ(南海では発売しません)、合計2000セットの発売です。1人1セットのみ購入できます。なお、今回は乗車券のみの発売で、「お買い物クーポン」はついていません。発売は3月31日まで(5月31日までの休日に利用可能)、売り切れ次第終了です。
(参考:泉北高速ホームページ http://www.semboku.jp/wp-content/uploads/2015/02/be727de590edd8134cd8fc8c77f010e7.pdf、http://www.semboku.jp/wp-content/uploads/2015/03/3b228c23284c2695d9f068b55bfd7aa1.pdf)
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