名古屋駅で新幹線切符が買いやすく
JR東海は、名古屋駅の利便性向上に向けた取り組みとして、いくつかの改善策を行いました。
まずひとつは、窓口の増設。金曜日の夕方や土曜の午前中など、利用客の多い時間帯には、中央コンコースのJR案内所内にクレジットカード専用の臨時切符売場を設置しました。中央コンコースにあるジェイアール東海ツアーズの名古屋支店及び広小路口改札前の広小路口支店にある切符売場もリニューアルされ、名古屋支店については窓口の数も増えました。
二つ目は、クレジットカード専用指定券券売機の設置。新幹線南口改札横とJR案内所前にエクスプレス予約の受け取りのために設置していた端末に、指定席券売機の機能を追加しました。クレジットカードで指定席券等の切符を買うことができます。
三つ目は、「『いますぐ』新幹線」専用コーナーの設置。中央コンコースの指定席券売機コーナーの一部に、発券までの操作が従来の半分程度で済む指定券券売機「『いますぐ』新幹線」を設置します。「『いますぐ』新幹線」専用コーナーとは、当日、大人1人、片道のものしか購入できないコーナーで、この条件に合うものなら、購入時間が短くなります。急いでいる人により短い時間で切符を提供できます。
最後四つ目は、案内スタッフ「券売機コンシェルジェ」の配置。利用客の多い時間帯、中央コンコース付近に案内スタッフ「券売機コンシェルジェ」を配置します。指定席券販売機の操作方法の説明、窓口に並んでいる客からの問い合わせ対応、購入したい切符の種類に応じた券売機への誘導などの案内を行います。
確かに新幹線の切符のような比較的単純なものは、機械で対応するほうが効率的です。有人の窓口は混雑していて、機械のほうが比較的すいているので、そちらに誘導したほうがよいです(有人の窓口の仕事は、機械では対応できないような複雑な切符の発券を行うことです)。そのためにも、機械で購入した人には何らかの割引を付けるなどの優遇策があってもよいと思われます。
(参考:JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000025960.pdf)
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