常磐線(福島第一原発付近)の復旧計画
東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故により、常磐線は、竜田-原ノ町間(46.0キロ)と相馬-浜吉田間(22.6キロ)が運休しています。どちらも代行バスを運転しています。
しかし、3月10日に開催された第12回復興推進会議において、国交相の代理として出席した西村副大臣が報告したところによれば、竜田-原ノ町間も一部は3年以内を目途に運転再開をするようです。これはJR東日本と協議して決めています。
まず最初に運転再開するのは、小高-原ノ町間(9.4キロ)。JR東日本は25億円をかけ、2016年春までに再開させます。浪江-小高間(8.9キロ)は2017年春まで、竜田-富岡間(6.9キロ)は2018年春までに再開することを目指します。残る区間は富岡-浪江間(20.8キロ)ですが、帰還困難区域を含むため、除染や異常時の利用者の安全確保策が必要で、それを完了させた後になります。復旧させることには変わりないですが、かなり先になりそうです。
なお、相馬-浜吉田間は一部区間の線路を内陸側に移設して再開するための工事が行われていて、2017年春に再開する予定です。
(参考:レスポンスホームページ http://response.jp/article/2015/03/11/246272.html、河北新報ホームページ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150311_61032.html、福島民報ホームページ http://www.minpo.jp/news/detail/2015033121878)
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